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ベトナムが中国式戸籍制度を廃止 民主主義への歩み寄りか

2017年11月07日

【新唐人2017年11月7日】

ベトナム政府は中国に倣って40年以上に亘って実施してきた戸籍制度を撤廃することを発表しました。APECの開催を控えたベトナムが、民主主義的な価値観を有しているとのメッセージを発していると見られます。

 

1975年に北ベトナムが南ベトナムを占領すると全国で戸籍制度が実施され、農村部から都市部への移動を規制すると共に、言論統制にも利用されてきました。今ベトナム政府は、身分証明証コードで人口を管理すると発表しました。

 

この戸籍制度のために、都市部に出てきた農民は「二等公民」のような劣等感を感じてきました。

 

ベトナムは1986年に改革を行い、2006年には国会議員の直接選挙を実施して、首相の高速鉄道投資計画を国会が否決しました。

 

2007年には政党結社や報道規制を自由化しました。反腐敗運動を推進し、2010年には役人の資産報告制度を実施、党、政、軍、社会組織、国有企業の副部長以上の幹部に私有財産の公開を義務づけました。

ベトナムのさらなる変化も期待されています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/11/06/a1349665.html(中国語)

(翻訳/白白 映像編集/Ann)

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